

社会の変化は加速度的に進み、リハビリテーション技術者には高齢者の健康と福祉という、今までにまして広い活躍の場が与えられる時代がやってきました。
この新しい時代のニーズに対応する学問探求と高度医療技術者養成を目的に、大阪保健医療大学は2009年4月に発足いたしました。
第一線の現場での経験豊かな教員と、充実した関連病院や福祉施設の支援のもとに、専門技術者教育を実施するとともに医療人に不可欠な内容の濃い教養教育を行います。さらに、大学は医学的な根拠(エビデンス)に基づく革新的なリハビリテーション研究開発を行い、その成果を地域に還元していきます。
医療や福祉も国際化の時代を迎えました。その渦中に革新的なリハビリテーション技術開発と、高度医療技術者を養成するのがこの大学の使命です。

伝統的なリハビリテーションには予防の考えと技術が十分ではありません。
本学の卒業生は、障がいが固まる前に不具合をキャッチして予防します。障がいを未然に防ぐリハビリテーション医療を研究開発し、
期待どおりの役割を果たせるように教員が力を貸します。若い力でリハビリテーションの革新を目指します。
医療から福祉へ、継ぎ目なしのケアーが求められるこの時代、医師、看護師、リハビリテーション専門職の連携が欠かせません。 検査結果・看護報告・リハビリテーション評価を、やさしいことばでチーム全員が共有できるように実践的な教育を大事にします。
伝統的なリハビリテーションは訓練に明け暮れしていました。
もう訓練の時代ではありません。どうすればよいのか?
歳を忘れるほど夢中になるスポーツをリハビリテーションに活かすことです。
大学附属「スポーツ医科学研究所」を中心に、スポーツやゲームを
リハビリテーションに活かす研究を進めます。学生も含めて体験し学びます。

大阪保健医療大学では、21世紀型リハビリテーション医学・医療の研究開発、医療と地域の福祉との連携に必要な基盤づくりなど、高齢社会のニーズに応える 高度な専門知識・理論・応用力をもった人材を育成するため、リハビリテーション学科に「理学療法学専攻」「作業療法学専攻」の2つの専攻を置くとともに、 大卒者を対象とした「言語聴覚専攻科」を設け、専門教育を行います。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の活躍の場は医療機関だけにとどまらず、
対象者の自立や社会復帰をサポートする地域の福祉や介護の領域、
さらにスポーツ分野などに広がっています。
医師・看護師・管理栄養士・臨床心理士などの
メディカルスタッフとセラピストがチームを組んで、総合的に対象者の援助に
取り組むチーム医療の試みも、積極的に推進されるようになってきました。
社会の高齢化だけでなく、交通事故(年間で約100万件)でリハビリが必要な人々、
最近増えている発達障がい児の治療、生活習慣病などの予防と
健康増進のスペシャリストとして、セラピストを必要とする職場は増えています。